海洋実験
9月29日(日)北里大学のボランティア団体「Bowiend(ボウィンド)」を講師
に招き、海洋実験が行われました。
参加者は抽選で当選した小学生の18人で、4つの班に分かれて、深層大循環の実
験と、魚の解剖を楽しく学びました。
まず、最初に講習室で「深層大循環の実験」を水槽を使って学びました。
小学校の理科では、なかなか教わることのない実験をBowiendの皆さんから、
わかりやすく教えてもらい、色がついた温かいお湯が水槽の冷たい水の中に徐々に
混ざっていく様子に目を輝かせながら見つめる姿が、大変印象的でした。また、プ
ロジェクターを使ってBowiendのお姉さんが、世界の海流の動きや地球温
暖化について説明をしてくれました。
「むずかしくてよくわからないよ」の子どもたちの声もちらほら聞こえて来ました
が、一生けん命に耳を傾ける姿が印象的でした。
休憩をはさんで、次は、料理実習室に移動して魚の解剖について学びました。
最初に、Bowiendのお兄さんが、分かりやすくニジマスの解剖のデモンスト
レーションを行いました。近くで一つ一つ真剣なまなざしで見ていた子ども
たちのひとりから、思わず、「今日は来て本当に良かった」の実感がこもった声が
飛び出し、Bowiendの皆さんの満面の笑みが印象的でした。
今度は、子どもたちが、ニジマスかアジのどちらかを選んで、実際に解剖をして
みることになりました。一年生の参加者には、Bowiendのお兄さん、お姉さんが、や
さしく手をたずさえながら、解剖を進めました。皆さん、途中で投げ出すことなく、
最後までやりとげました。
周りで心配そうに見ていた青少年部の役員の大人たちも、ほっと、胸をなでおろし
た気持ちでした。
あちこちから「楽しかった」「またやりたい」「勉強になった」などの声が聞こえ
てきました。
Bowiendの皆さん、お疲れ様でした。
青少年部の皆さん、お疲れ様でした。
(取材:ホームページ編集委員)
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深層大循環の実験の説明をしています -
実際に自分たちで実験をやってみよう -
プロジェクタでの説明を真剣に聞いています -
魚の解剖の説明がホワイトボードに、、 -
解剖のデモンストレーションです -
上手に魚の解剖ができるかな?